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よくあるご質問

よくあるご質問

希少糖とは? アルロースとは? 人工甘味料?

希少糖は自然界に微量にしか存在しない単糖(糖の最小単位)およびその誘導体と、国際希少糖学会により定義されています。種類は50種類以上と多いです。
アルロース(プシコースともいいます)は、希少糖の一種で、天然にはズイナという植物の葉に含まれています。化学式はC6126でブドウ糖や果糖と同じですが、その構造は微細に異なっています。そのためカロリーはほぼゼロ(0.39キロカロリー/g)です。
アルロースは食品であり、人工甘味料でも食品添加物でもありません。

アルロースの原材料は? 作り方は?

とうもろこしのデンプンを加工して作る果糖を原料とし、D-アルロース 3 エピメラーゼという酵素を作用させて生産しています。

アルロースが身体によい具体的な効果は?

アルロースには、①食後血糖上昇を抑える働き、②脂肪の燃焼を促進する働き、が主な機能としてあります。これらはヒト試験で確認されています。また虫歯の原因にならない効果があります。

アルロースの購入方法は?

香川大学が開発し、松谷化学工業と産学官連携で実用化したアルロースは、アストレア(ASTRAEA)の製品名で販売されています。(メキシコの専用工場で製造)
一般家庭向け商品の「アストレアW」(機能性表示食品:5.2g×30本入り)等は「マツタニ&レアスウィートonline shop」で通信販売しており、メーカー向けの業務用商品は、松谷化学工業が販売しています。
なお、アストレア以外に、他の国や他のメーカーで製造されたアルロースや他の成分を混合した製品も多く販売されていますので、商品情報をよく読んでご購入ください。

アルロースと他の甘味料(エリスリトール、ラカンカ、ステビア等) との違いは? 味、食感、後味などは?

アルロースは砂糖の70%ほどの甘さがあり、甘味は切れがよく、雑味がありません。口の中で溶けた時に少し清涼感があります。
エリスリトールは砂糖の75%ほどの甘さがあります。羅漢果(ラカンカ)は砂糖の10倍~50倍もの強い甘さを持ちます。甘味成分はモグロシドと呼ばれるトリテルペン配糖体ですので、砂糖とは少し異なる甘味です。特有の雑味があり苦みや渋みとして感じられます。ステビアの甘さは砂糖の200倍~400倍強いと言われます。この強い甘味は、ステビオシドやレバンデュロシドといった甘味成分によるものです。後味はなく甘味はすぐに消失します。苦みや渋みを感じることが多いです。

アルロースの1日の摂取目安量は? 効果的な摂取方法は?

食後血糖上昇抑制作用や脂肪燃焼促進作用は、アルロース5gを摂取することで確認されていますので、目安としては1日5gから始められるのがよいでしょう。お薦めの摂取方法としては、朝食前あるいは朝食時に、コーヒーや紅茶などの飲み物に5gのアルロースを入れて飲む、あるいはヨーグルトや他の食品に混ぜて食べるという方法がいいでしょう。確実に5g全体を摂ってください。昼間や夜間に摂っていただいても構いません。

アルロースに何か良くないことはありますか?

ヒト試験でも動物試験でも特筆する副作用的なものは見られませんでした。糖の一般的な性質として、一度に多くの量が腸に入ると糖の水分吸収作用により腸内の水分量が増えて便が柔らかくなり、時に下痢を起こすことがあります。体重1㎏あたり0.55gのアルロースを一度に摂取(60㎏の方で33g)すると便が緩くなるとされていますが、個人差が大きく、もっと少ない量でも緩くなることがあります。

アルロースは糖尿病に効果がありますか?

アルロースは食品であり薬品ではありません。食後の血糖上昇抑制作用は糖尿病にも有益な作用と言えますが、食事療法の一助としてお使いの際にはかかりつけ医とご相談のうえでお使いください。

希少糖ロゴの使用について

希少糖を用いた製品には、希少糖製品であることを示すロゴマークを付けることができます。ただし基準があり、アルロースの場合には「使用商品中のアルロースの割合が1%程度以上 かつ 糖質の甘味材中 5%程度以上」となっています。詳細は、「ロゴマークについて」のページをご覧ください。